食中毒にご用心!

気づけば、今年も梅雨の季節がすぐそこまで迫っています。
沖縄・奄美地方はすでに梅雨入りしており、他の地域も連日にわたって夏さながらの高気温を観測しているほどです。

この時期になると、特に注意したいのが飲食物の衛生管理。
高温多湿の時期は、どうしても飲食物の傷みが早くなり、食中毒のリスクも格段に跳ね上がります。
見た目は変わっていなくても、実際には目に見えない雑菌が大量に繁殖している事が多いので、「早めに食べる」という事と、保管する際の温度管理の徹底が必要です。

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ただ、どれだけ注意を呼び掛けていても、食中毒事件は起きてしまうもの。
先月末から今月末にかけて東京都と福岡県でそれぞれ開催されたグルメイベントでも、管理・調理が不十分だった事から集団食中毒が発生し、つい先日もゴルフ場併設のレストランで同じく集団食中毒が発生しました。
食中毒そのものは季節に関係なくリスクがあるのですが、気温・湿度の上昇に比例して、食中毒のリスクも上がっていくと考えて良いでしょう。

菌による食中毒を防ぐには、過熱調理がもっとも効果的とされています。
だいたいの菌は熱に弱いので、しっかり火を通してから食べれば、食中毒のリスクを大幅に減らす事ができます。
ただ、過熱調理してあるからといって、数日間放置したものを食べていては意味がありません。
調理の有無に関係なく、傷む前に食べきってしまいましょう。
できれば、当日中に食べきってしまうのが理想ですが、忙しくて毎日買い物をする事が難しいという人も居るでしょう。
その際は、要冷蔵・冷凍を徹底してください。

ちなみに、過熱調理をしても食中毒が起こるケースはあります。
たとえば、フグの内臓や毒キノコなど元々食べられないもの、飲食物ではなく食器類が何らかの菌に感染しているといったケースでしょうか。
飲食物ばかりに目が行きがちですが、食器類を清潔に保つ事も重要です。
そして、くれぐれも食用に向かないものは食べないように……。

長引く地震と避難生活……健康面での注意点は?

九州地方……特に熊本を襲った大地震から、5日が経過しました。
現地では懸命な救助活動の他、徐々に支援活動も活発化してきています。
しかし、依然として余震が続いており、また自宅に帰る事ができず避難生活を余儀なくされている人々も多く存在しており、支援の遅れも目立ち始めています。

避難生活が長引くと、精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまい、やがて健康面に悪影響が現れます。
もっとも指摘されているのが、車での避難生活を強いられている人に多い「エコノミークラス症候群」です。
これは、呼吸困難など命に関わる重篤な症状を引き起こす事もあり、最悪の場合は死に至る可能性もある、極めて危険な病気です。
中高年・妊娠中・出産直後の女性に多いとされていますが、男性でも発症のリスクはありますので、注意が必要です。

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予防策としては、こまめな水分補給に加え、体を動かす事が挙げられます。
ただ、体を動かすのはともかく、水分補給に関しては、ライフラインの寸断により難しいというケースが多いでしょう。
支援物資が届いていない地域も多いという情報があり、一刻も早い救援が望まれます。

もう一つ注意したいのが、衛生面。
断水が続いているという事は、お風呂に入れないという事でもあります。
免疫力が弱い乳幼児や高齢者の場合、感染症のリスクも出てきます。
水道が使えない以上、体を拭くためのシートに頼らざるを得ません。
しかし、日頃からの備えとして水や食料、医薬品に意識は行きますが、こういうシート類はなかなか思いつかないのではないでしょうか。
専用のシートでなくても、ウェットティッシュがあれば大いに役立つ事でしょう。

1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災、そして今回の地震。
震災を繰り返す度に、避難生活が長引いて健康面での問題が出てくるのですが、月日が流れると共に忘れ去られてしまいがちです。
「いつ、どこで大地震が起きてもおかしくない」という意識のもと、自宅での防災対策を今一度見直す必要があると実感させられます。

健康的な食生活の大切さ

国立がん研究センター・国立国際医療研究センターの研究チームが、興味深い研究結果を発表しました。
その内容とは、「栄養バランスの良い食事を心がけている人ほど、病死リスクが減る」というもの。
昔から「1日3食、バランス良い食事をしましょう」とあちこちで言われていますが、それらは正しかったという事が改めて立証されたわけです。

ただ、「栄養バランスの良い食事ってどんなの?」と悩む人も珍しくないでしょう。
私もそうです。栄養バランスといっても、ただ野菜や果物を食べていればいいというわけではありません。
今回の研究では、農林水産省らが作成する「食事バランスガイド」を参考にしたそうです。
こういうガイドがあるのは知っていましたが、その内容までは把握していませんでした……。

このガイドと、全国から集めた健康的な男女を集めて調査を行った結果、ガイドに掲載されているような食生活を心がけていた人ほど病死リスクが低い事がわかったわけです。
ニュースによると、「主菜」のバランスが良い人は脳血管疾患、「副菜」「果物」のバランスが良い人は循環器疾患のリスクが低いとの事。
やはり、肉類などのたんぱく質と野菜類などのバランス維持が大切なんですね。

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私の周りには、「肉は好きでよく食べるけど、野菜は嫌いなので食べない」という人、逆に「肉が嫌いで食べられないので、野菜ばかり食べている」という人がいます。
肉は食べ過ぎてしまうと肥満の原因になり、やがて別の病気のリスクが高まります。
野菜は食べ過ぎても太るという事はあまりなさそうですが、それだけではなかなか栄養が摂りづらい面があります。

幸い、私は肉好きですが野菜も普通に食べられるので、その気になれば「栄養バランスの良い食事」を摂る事ができます。
ただ、どうしても不規則な生活になりがちで、酷い時は夕食しか摂らない日もあります。
ですから、今の私は病死リスクが高いかもしれない……いえ、確実に高いでしょう。
心を入れ替えて、規則正しい生活と食習慣を身に着けないといけないなぁ、と実感させられました。

ヘアカラーが原因でアレルギー!?

ヘアカラーの文化は、現代の日本にすっかり根付いています。
ファッションとしてはもちろん、白髪染めも同様です。
失敗する事なく完璧に仕上げたいなら美容室へ行った方がいいですが、安価かつ手っ取り早く済ませたいなら、市販のカラーリング剤で十分です。
今は市販でもさまざまな種類のものが売られているので、自分の好みに合わせられるのもポイントが高いですね。

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ところが、カラーリング剤が原因でアレルギーの症状が出るという報告が、多数寄せられているそうです。
原因の大多数は、カラーリング剤に含まれる「パラフェニレンジアミン」という成分。
毛髪の内側まで浸透させつつ染めていく性質があり、染色維持に効果があるのだそうです。
そして、この成分は他の物質での代用が難しく、品質を改良する事で解決できる問題ではないとの事。
要するに、「商品が粗悪だから」という理由で起きているわけではないんですね。
そのため、消費者庁では「正しい知識を身につけてほしい」と注意を呼び掛けています。

注意すべき点は、だいたい以下の通りのようです。
・使用前に、頭皮に傷や病変部分がないか確認する。
・パッケージの注意書きをよく読んで、必ずパッチテストをする。
・前回使用時には異変がないor軽症であっても、次回使用時に重症化する可能性がある事に留意する。
・少しでも異変を感じたら、ただちに使用を中止し、専門医の診察を受ける。

重症化すると、場合によっては入院治療が必要になる事も有り得るとの事。
ですから、「軽症だから大丈夫」といって勝手に判断せず、アレルギー科など専門の医師の診察を受ける事が大切です。
まず、よほど適当な商品でもない限り、「使用前に必ずパッチテストをしてください」という注意書きがあるはずです。
面倒でも、絶対に省略してはいけません。
使用者の健康状態に関わる事ですからね。

もちろん、カラーリング剤を使わなければ、100%防げる事でもあります。
ただ、「白髪を隠したい……」とか、「雰囲気を明るく見せたい……」という人も居ます。
正しい知識を身につけて、適切な使用をすれば、カラーリング全てが悪いという事ではないのです。

日本でもジカ熱患者が……

先日、ジカ熱が流行しているという記事を更新した際に、「日本国内での発生例はない」と書きました。
しかし、昨日になって、とうとう日本国内でも感染者が確認されたという報道がありました。

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報道をまとめると、関東地方に住む若い男性が体調不良を訴え、診察を受けたところ、ジカウイルスに感染している事が発覚したそうです。
この男性は今月中旬にジカ熱流行国のブラジルへ渡航していたとの事。
厚労省は「この時期の日本は蚊の活動期ではなく、感染拡大のリスクは極めて低いので、落ち着いてほしい」という旨のコメントしています。
また、前回の記事でも触れましたが、ジカ熱の症状自体が軽く、感染力も低いとされています。

ただ、それでも「対岸の火事」だった感染症がついに日本でも発生した事で、どうしても不安になってしまう人は大勢います。
正直、私もまったく不安がないかと聞かれると答えは「NO」ですが、ここでいくつかの懸念が出てきています。

1つは、患者の足取り。
いくら感染力が低く、まだ寒い時期で蚊の活動期でないとはいえ、二次感染のリスクが完全にゼロというわけではありませんよね。
そこで、厚労省では帰国後の患者の足取りを追い、蚊が生息しているかもしれない環境の場合は対処を行うとしています。
さらに、妊娠中の女性はもちろん、男性に対しても注意を呼び掛けています。

もう1つは、情報伝達の暴走です。
今は中高生でも気軽に利用できるほど、インターネットが普及しています。
それに伴い、根拠のないデマが拡散されたり、患者のプライバシーが侵害されるケースも出ています。
数年前にSARSや新型インフルエンザが流行した際も、感染した患者の身元がインターネットで拡散され、執拗な誹謗・中傷にさらされました。
インターネットが普及し、情報を得られやすくなったからこそ、正しい情報を見極めて無駄な混乱を拡大させない事が重要ではないでしょうか。

ちなみに、すでにあちこちで言われていますが、「流行国への不要不急な渡航を避ける」事が、最大の感染防止策。
とはいえ、流行国の1つであるブラジルではオリンピック開催を控えており、懸念が高まっているのも事実です。

デトックスで便秘改善を狙おう!

日本はもともと菜食中心だったのですが、戦後は一般庶民も含めて生活ぶりが欧米化していきました。
それは食事にも顕著に表れており、栄養豊富な肉類を食べる機会が大幅に増えました。
そのおかげで、歴史上に残る「飢饉」だとか、今なお貧困国を中心に指摘されている「子どもの飢餓」というのは、少なくとも現代の日本では聞かなくなりました。

ただ、食生活の欧米化による弊害も存在しています。
1つは、1日に必要となるカロリーを大幅に超える食生活を摂りやすい環境になった事から、肥満体型の人が増えた事。
大昔に肥満体型の人がいなかったわけではありませんが、今は偏食の関係もあり、肥満気味の子どもが増えているとの説もあります。

もう1つは、脂っこいものばかり食べ、野菜を食べる機会が減少する事による、腸内環境の乱れ。
おまけに、今は学校の体育の授業でしか体を動かさないという子どもや、仕事が忙しすぎてスポーツに打ち込む時間がない大人が増えています。
そのせいで、腸に老廃物が溜まりやすく排出されにくくなっているのです。
その結果引き起こされるのが……もうおわかりかと思いますが「便秘」です。

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便秘になってしまうと、とにかく辛い事だらけですよね。
お腹は苦しいし、老廃物が体内に長時間溜まった状態になるので、肌荒れの原因にもなってしまいます。
時々、市販の下剤を使って便秘を解消するという体験談も聞かれますが、下剤に頼りすぎるのは危険です。
もっと他の、健康的な方法で便秘解消を目指しましょう。

たとえば、デトックス効果のある飲食物を、毎日の食事に取り入れる事。
食事に取り入れる事が難しくても、たとえば毎食後にデトックス効果のあるドリンクを飲むとか。
最近話題になっているコンブチャクレンズも、デトックス効果が期待できるそうですよ。

そして、がっつり運動する事が難しくても、多少は体を動かす努力をする事。
入浴後に5分間ストレッチをするだけで、適度に腸が刺激されますし、体全体がリラックスして寝付きも良くなります。
便秘に悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。

今週末は大荒れの天気に注意!花粉症の人は対策を!

今年は類を見ないほどの暖冬と言われています。
先月中旬は恐ろしい規模の大寒波に見舞われましたが、今は平年並みか、平年より高い気温に戻っています。
長期予報によると、「今年は春の訪れが早いかもしれない」とされています。

それを象徴するかのように、今週末は「春一番レベル」が吹くかもしれないという予報が出ています。
まだ2月中旬なのに……いまいち実感がわきませんが、とりあえず週末は大荒れの天気になるそうです。

ここで心配になってくるのが、強風による「花粉の飛散」です。
雨・雪が降る地域もあるそうですが、南からの強風により一気に花粉が飛び始め、花粉症持ちの人は悩まされる季節が到来しそうですね。
私は今のところ花粉症持ちではないのですが、母はひどい花粉症持ちなので、毎年今頃の時期になるとマスクなしでは外出できなくなります。
まぁ、マスクをしていても、春になると所かまわずくしゃみを連発しているんですが(笑)
さらに、地方の田園地帯に住んでおり遮蔽物が一切ありませんので、大量の花粉がもろに直撃するわけです。

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「私は花粉症じゃないから大丈夫!」と豪語していても、ある時に突然発症する事もあります。
一度、花粉に対するアレルギー反応が出てしまうと、完治するのは非常に困難とされています。
さらに怖いのが、花粉アレルギーには複数の種類がある事。
花粉症は春のイメージが強いのですが、実際には季節によって飛散する花粉の種類が異なり、秋に花粉アレルギーの症状が出る人もいます。

また、花粉症患者が増えている要因には、高たんぱく質の食事を摂るのが普通になった事・環境の変化(住宅や公害など)・ストレスによる自律神経の乱れなど、現代的な理由も指摘されています。
少しでも花粉症らしい症状が現れ始めたら、早めにアレルギー科を併設している耳鼻科を受診するといいとされています。
ただ、風邪との見分けがつきにくいので、素人には判断が難しいのが実情のようです。

海外でジカ熱が流行中!

現在、「ジカ熱」が猛威を奮っており、連日報道されています。
日本ではあまり馴染みのない名称ですが、いったいどんな病気なのか調べてみました。

人体が「ジカウイルス」に感染する事で、微熱・発疹・結膜炎・筋肉もしくは関節痛・体のだるさ・頭痛などの症状が現れます。
これまで、「人から人への感染はない」とされてきましたが、今日になって「性交渉による人同士の感染が確認された」との報道がありました。
わかりやすく説明すると、ジカ熱が流行しているベネズエラから帰国したAさんが、その国への渡航歴がないBさんと性交渉をした結果、Bさんもジカ熱に感染したというわけです。
人同士の感染が初めて確認された事により、より脅威が増しそうです。

ちなみに、流行国は中南米・太平洋地域・アフリカなどに点在していますが、日本国内での発生例はないという事です。
しかし、流行国で感染した人が帰国し、性交渉などによって他の人に感染する可能性も否定しきれなくなったのです。
まだあまり大きな話題にはなっていないけれど、これは深刻な事態ではないでしょうか。

現在、確実な予防法はなく、感染した場合も対症療法のみとされています。
もっとも効果が見込める対策方法は、ずばり「流行国へ渡航しない事」に尽きます。
仕事の関係などで渡航しなければならない場合、感染媒体である蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に刺されないよう、対策が必須となります。

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ここまでまとめてみると、さぞかし恐ろしい病気なのだろうと思ってしまいますが、実はジカ熱の症状は感染症の中でも症状が軽い方なんだそうです。
それどころか、感染しても症状が現れるとは限らないとの事。
しかし、妊娠中の女性が感染した場合、胎児に影響が出るという報告もあり、やはり油断は禁物と言えます。

ちなみに、ネッタイシマカは日本に生息していませんが、ヒトスジシマカは岩手・秋田より南の地域で普通に生息しています。
今まで以上に、蚊対策に敏感になりそうです……。